英語リスニング

さあ、これから英語学習を始めよう!と思い、いろいろな教材を購入しますよね。

ただ、いろいろな教材を購入する時、「どの教材から始めればよいのだろう?」と疑問に思ったことはありませんか?

書店に行くと、英語の教材は山のようにあります。

「3秒でペラペラ!」という本や、「1週間でリスニングは完璧!」という本もあります。初心者向けの本から、ハリウッドスターへのインタビューした本まであります。

たくさんある本の中で、タイトルに魅かれたり、イメージで選ぶと思います。

しかし、英語学習の初心者が選ぶと失敗する教材と、勉強方法があります。

多くの英語学習者は、初学者にとってのタブー本を手にとって学習を始めてしまうために、時間とお金を浪費してしまいます。

今、TOEICで800点以上取れていないのであれば、是非とも参考にしてみてください。

今回は英語学習者、特に英語学習を始めて間もない方のために、書店でどのような教材を揃えれば効率的に学習できるのか?

そして、英語初学者のたの、リスニングの超効率的な学習方法をご紹介します。

 

英語初学者は、映画教材やネイティブの話すスピードの教材を使ってはいけない

このルールを守っていないと、お金を無駄にするばかりか、時間まで無駄にします。

私も経験があるのですが、TOIECテストで800点にも満たない状態で、いきなりJapan Timesの音声を聞き始めてしまいました。

1000時間理論という理論があるのですが、とにかく英語を聞き流せば、劇的にリスニング力が上がるだろうと考えたわけです。

若かった私は1000時間ネイティブの話すインタビュー音声やニュース音声を聞き続けました。

しかし、1000時間聞いた時に気づいたのですが、リスニング力に全く変化はありませんでした。

理由として、英語の初学者は、英語の音やリズムに慣れていません。英語の音やリズムに慣れていないと、英語脳ができていないのです。

英語脳ができていないと、英語の音を言葉として捉えるのではなく、呪文のようなものやわけのかわらない雑音に捉えます。

英語の学習を始めて間もない時は、英語を言葉として意味捉えられません。

そんな中で映画やニュースなど、ネイティブが実際に話している英語でリスニングを学ぼうとすると、速さについていけません。

さらにネイティブスピーカーの話すリアルな英語には、テキストにはない、スラングや略語が多いのです。

初学者が英語を聞き流しても、「言葉を理解する」ことを諦めて、何かの雑音を聞き流すという作業になってしまいます。

 

初学者は簡単な英語教材からリスニングを始めるべき

英語初学者はリスニングを学習する時、簡単な英文からはじめるましょう。

初心者のリスニングには簡単な英語で、尚且つスピードが遅めの教材を使用することが効果的なのです。

単語や構文や文法がわからない状態で、何を言っているのかわからない文章を聞いていても意味がありません。

英語の文章を読んでも、単語も文法も意味がわかる文章から、リスニングを始めましょう。

 

おすすめのリスニング教材

初学者のリスニング学習にはペンギンリーダーズの多読教材を使用することをおすすめします。

ペンギンリーダーズの多読教材とは、オリジナルストーリーの短編小説となっており、easystarter(イージースターターレベル0)からレベル1からレベル6までの、7段階に英語レベルが分かれています。

通常の読書としてもストーリーが面白いので楽しめますが、自分の英語レベルに合わせて教材のレベルを選ぶこともできるので、英語学習にもとても効果的です。

リスニング教材として使用するので、ストーリーが音読されたCDつきの教材を使いましょう

オーディオパックの教材は大体1500円ほどなので、他の英語学習テキストとそこまで金額は変わらないと思います。

レベルは英検4級、TOEIC250点に相当するレベル1を選ぶことをおすすめします。

中にはもう既に、レベル1ではリーディングが簡単にできるという人もいると思いますが、あくまでリスニングに慣れることが目的なのでレベル1を選ぶことをおすすめします。

ただ、TOEICが700点に満たない場合は、レベル2以下のの教材で十分です。

 


リスニング上達のコツ=テキストの文章を理解してからリスニングを行うこと

多読教材を用意したところで、いよいよリスニングの学習になります。

リスニングを開始する前に、まずは文章を読み込んで、文章全体の意味を把握するようにしましょう。

語彙が難しく、一度にたくさんの文章を理解することが難しい人は、5文から10文ずつ、丁寧に文章を理解してしましょう。

文章を理解することができたら、次はCDを再生します。理解できた文章を繰り返し再生してリスニングを行いましょう。

リスニングでは、ただ音声を聞くのではなく清聴を心がけるようにします。清聴とは隅々まで意味を理解しながら、繰り返しじっくり聞くことです。

初学者の段階では、英語リスニングの基礎ができていないので、ネイティブの英語を大まかに聞いても意味がありません。

意味を理解している英語をじっくり聞いた方が、はるかに効果的です。

 

リスニング力向上の秘訣=脳に英語の音をインプットさせ理解させること

脳が英語を理解する

文章を理解し、繰り返しリスニングを行う目的は、英語に耳を慣らすことと、聞こえた英語から意味を確認することです。

リスニングをしてから、答え合わせのように文章を参考にするのは、リスニングの学習では非効率的です。

文章を理解した上でリスニングを行うことは、初学者の状態であっても、聞こえた音を脳が英語の音として認識します。

 

この、脳に英語の音と意味を理解させていくプロセスこそが、初学者が英語のリスニング力をアップさせるための唯一の学習方法なのです。

 

リスニング学習のコツ=1日20分集中して聞くこと

清聴

1日のリスニング時間の目安ですが、20分ほどで大丈夫です。

むしろ数時間ただ聞き流すよりも、数十分集中して聞く方がリスニング上達に効果的です。

20分ほどであれば集中力を保つことは可能でしょう。一字一句漏らさずに聞くくらいの集中力は必要になります。これが、清聴になります。

上でも述べましたが、必ず文章を一字一句理解してからリスニングに入りましょう。

じっくり聞くことによって、自分の中で理解した文章の意味を確認するとともに、聞こえた音を自分の頭の中で英語に変換するトレーニングができます。

初心者によく起こるのがカタカナで英語を理解しようとすることです。

Getをゲットで理解してしまう癖が知らないうちにできてしまうので、GetをGetで理解するためにもじっくり聞くことは欠かせません。

じっくり聞いていくうちに、英文の中にあるリエゾン(連結)やリダクション(脱落)をも聞き取ることができるようになります。

英語慣れしていない日本人の耳には、これらの聞き分けはとても困難と言われており、リスニング上達への大きな課題でもあります。

「言葉と言葉の繋がった音」(リエゾン)や、それに伴って「消えてしまった音」(リダクション)を把握することによって、リスニングによる理解を広げることができるようになります。

テキストを見なくても文章が言えるくらいになるまで、同じ文章を繰り返し繰り返し聞くようにしましょう。

同じ箇所を2週間ほど聞くことをおすすめします。2週間過ぎたら今度は別の箇所を聞くようにしましょう。

 


半年で多読教材のレベルを1つあげる

ペンギンリーダーズの多読教材は、1つのレベルに対して数冊のストーリーがあるので、大抵の人はすべて終わらせることは難しいと思います。

ただ、早い人なら、教材をすぐに読み切ってしまうかもしれません。

しかし、1つのレベルの学習期間の目安は、大体半年くらいです。

この学習方法は、リーディングで理解するのではなく、脳に英語の音を染み込ませることが目的です。

読んで理解できたことを重視するのではなく、聞いて理解できたということを重視しましょう。

レベル1は、文法や語彙が簡単に感じる人もいるかと思いますが、大体半年を目安に学習をするようにしましょう。

半年後はレベルを1つ上げて、前のレベルと同じ内容の学習方法で行ってください。

レベルが一つ上がるので、文法のレベルが上がり語彙数が増えるので難しく感じるかもしれません。

ただ、レベル1を始めたばかりの頃よりは英語が聞きやすくなっているはずです。

レベルに関係なく、一つのレベルの学習期間は、半年が目安です。最低半年は同じレベルで学習し、もし難しいのであれば期間を延ばしても構いません。

しっかりと聞いて、脳に「このレベルの英語は言語として認識している」感じるまで、とことんリスニングを行うようにしましょう。

 

ペンギンリーダースの多読書は、スピーキングの教材としても優れている

リスニングのレベルを上げていていく間に、じっくり聞くだけでなく、実際に声に出してみることもおすすめします。

英語に関わらず、人間は、聞き取れなかった音を言葉に出すことが難しいと言われています。

最初は英語を聞いていても、同じように声に出すことはできないと思います。しかし、英語に慣れていくうちに同じように言えるようになっていきます。

声に出すことは、自分のリスニングレベルを測る材料にもなるので是非実践してみてください。

そしてペンギンリーダースは、スピーキングの学習に欠かせない、クエスチョンニングの格好の教材になります。

リスニングと一緒にクエスチョンニングでスピーキングを鍛えることで、相互作用しあい、劇的に英語力をのばすことができます

 

最後に

ペンギンリーダーズの多読教材は、ストーリーを通じて、自分のレベルに合わせた語彙や文法を学ぶことができます。

また、リーディングだけでなく音読CDも付いているので、リスニング用の教材としてもおすすめです。

しかし、本を読むという教材なので、気づかないうちにリーディング中心の学習になりがちになってしまいます。

あくまでリスニングの学習であるということを常に意識しながら、繰り返しじっくりリスニングするようにしましょう。