留学すれば英語がペラペラ話せるようになる！と信じていませんか？

残念なことに、留学しただけでは英語が話せるようにはなりません。

留学エージェントに多額の資金を支払って、意気揚々留学したのに帰ってきても英語力は上がっていない、そんな悔しい結果になる前になぜ留学しただけでは英語力が上がらないのかを知って対策を立てましょう！

留学しただけでは英語を話せるようにはならない理由。留学の現実とは？

英語圏に留学をすれば英語がペラペラになる！と考えている方はいませんか？

生の英語に触れてたくさん聞く機会を得たいと留学を考えている方もたくさんいらっしゃると思います。

英語を話せるようになりたいから、3ヶ月だけ休職して英語圏に留学しよう！と考えている方。

留学自体はおすすめです。

日本人の常識では考えられないさまざまなできごとを多く体験できるので留学自体は非常におすすめです。

しかし3ヶ月で英語を話せるようになることはまずありません。

英語を話すためにという理由で、無理をしてまで留学に行く必要は全くありません。

短期留学では英語力の向上には無意味だという理由はこちらでもご紹介してます。「短期留学はどんなメリットがあるの？？」

日本でしっかりと勉強して外国人と交流を持った方が、費用的にも絶対的に安いですし、その他のさまざまな負担がかかりません。

英語スピーキングの勉強法については、私が10年以上も試行錯誤してやっと探しあてた、画期的な勉強法をご紹介しています。

画期的な勉強方法はこちらから「話すための英文法を身につけて英会話に差をつけよう」

「英会話を独学で学ぶときに注意することや独学で学ぶ具体的な方法とは？」

留学生の9割は英語力が変わらない

教育の質や留学方法にも大きく左右されるのですが、約９割の留学生は英語力がまったく変わらずに帰国しているという現状があります。

留学しているから勝手に英語が話せるようになる、という認識は捨ててください。

こちらで詳しく解説！→英語リスニングに英語の聞き流しは効果があるのか？？

もし英語を聞き流していきなり英語を話せるようになるのであれば、留学などせずに英語のニュースでも聴き続けた方がよほど経済的です。

留学生がなぜそんなにも英語を話せるようになれないのか

私の感覚ですが、留学をしてしっかり勉強を毎日して英語をしゃべれるようになる人は、留学生のうちの１０パーセントもいませんでした。

文化やコミニケーション方法を理解している日本人同士の方が居心地がいいですよね。

さらに、英語が話せないので英語圏の友達を作ることが非常に難しい。

本当に日本に興味がある！という稀有な英語話者でないと会話が続かずにお互い気まずい思いをします。

バッググランドが異なるので相手を理解するのは難しい：だから友達ができない

しかし、留学をしてみると全くバックグラウンドが違うということに驚かされます。

聞いている音楽が違う。

見ているドラマが違う。

さらに、学生時代の過ごし方、男女関係、思考方法に至るまで、全て日本とは異なります。

実際アメリカ人は日本人のことを理解してくれていると考えがちですが、日本のことを理解しているアメリカ人などほとんどいませんし、知っていたとしてもほとんど断片的な事柄のみです。

「3ヶ月でペラペラ」は留学エージェントの罠

ただ、留学生たちにそれほどの覚悟があるのかというと、「ないに等しい」と言わざるをいえません。

「3ヶ月でペラペラ」のつもりで留学している留学生たちは意表をつかれる思いでしょう。

大体、ペラペラとはどんな領域なのでしょうか？

留学してくる人のほとんどの人は、「とにかく英語圏にいけば英語を話せるようになるでしょう。」といった安易な考え方から留学をしてしまう方が非常に多いです。

「短期留学英語徹底プログラムであなたもペラペラに」というようなプロモーションも、留学エージェントが作り上げた嘘にすぎません。

ワーキングホリデーの費用などは自分でやれば安く済む

留学エージェントが仕掛ける罠には、ワーキングホリデーもあります。

これくらいしかかかりません。

例えば

と決意したとします。

まずはオーストラリアで働けるワーキングホリデービザを取得します。

そして2週間ほどエコノミーホテルやゲストハウスに滞在して新しい家と仕事を探したとしても、一泊4,000円のホテルに泊まればある程度は綺麗なところに泊まれます。

crigsristなどの掲示板や、日本語の掲示板を使って、ホームステイを一ヶ月間だけ手配することもできますし、ホームステイを斡旋してくれるエージェントもあります。

ちなみに、カナダならjpcanada、イギリスやフランスならmixbeといった、かなり賑わっている日本語の掲示板を利用すると、仕事やホームステイや賃貸の情報が得られます。

国ごとにそういう賑わっている掲示板が異なりますので、確認することをオススメします。

合計すると、ビザと航空券とホームステイ代と手数料で合わせて20万円もかからずに留学できてしまいます。

大手の留学エージェントに依頼すると50万円から60万円を支払いしてきたという方が大半でした。

受けたサービスは

• ビザ取得”サポート”
• 航空券代
• 一ヶ月のホームステイ代

安心を得るのに30万〜40万は安い買い物ですか？

見ず知らずの土地に、単身でいきなり乗り込むのですから、そこには大きな不安が生まれるでしょう。

右も左も、言葉すらわからない新生活なので、大きな代理店に任せておいた方が安心のような気がするのは当然です。

留学エージェントに寄付するようで納得がいきません。

情報力が留学の費用も効果をかえるということは事実です。

英語のスピーキングレベルを上げることに関しても情報力次第で、勉強の成果が大きく変わってくることも事実です。

留学の費用一つとっても英語力神話を利用して情報弱者から大きなお金を取ろうと構えているのが透けて見えます。

英語を話せるようになりたい日本人の切実な悩みを利用して、大きく稼いでいる会社も沢山あります。

最後に

留学しただけでは英語は話せるようにはなりません。

留学した先で知るのは、自分の英語レベルの低さと、異なる文化です。

もちろんそれだけでも留学には意味があります。

しかし、「帰ってきたら、英語が話せるようになって、スキルアップしてるんだ！」という願いは叶いません。

もし、本気で英語がペラペラになりたいのであれば、どっしりと腰を据えて、１年以上は勉強しなければなりません。