外国に行くと感じる、日本の良さと、悪いところ。
「お・も・て・な・し」を日本の「良いところ」としてあげていますね。
これを表すように、飲食店でのサービスについては日本の細やかな気遣いは素晴らしいと感じます。
しかし、日本のルーズさに関しては、一言もの申したい!!
海外と日本、両方の企業に勤めたことのある私は、特に労働環境について日本の悪さを感じました。
この記事の目次
日本人の几帳面さ、日本人のルーズさ。
外国にいると日本人について両極端な感想を抱きます。
「なんて日本人って素晴らしいんだろう!!!」と嬉しく思う日もあれば
「なんて日本人って◯◯(悪い言葉)なんだろう!!」と悪い感情になることもあります。
私見で恐縮ですが、日本人の良いところ、腹が立つところをご紹介します。
日本で海外から遅れていると感じる点も一緒にご紹介しますね!
日本人の素晴らしいとおもうところ
日本人が素晴らしいと思うことは、とにかく「真面目」につきます。
真面目だから、サービスがきめ細かになるんですね
その真面目さが、悪い方向に進むこともたくさんありますが、真面目さは日本人の長所でしょう。
真面目
海外にいると、日本人の素晴らしさに感動することがあります。
日本人が素晴らしいと感じるところNO .1はこれ!!
飲食店でのサービスが日本の方が好感が持てます。
アメリカやカナダなどの「高級」と呼ばれるレストランより、日本の松屋などリーズナブルなお店のの店員さんの方が、素晴らしい対応をすることもあります。
日本の飲食店
- 基本的に愛想が良いところが多い
- 注文をとるタイミングが非常に良い
- 料理が気に食わなくても取り替えてくれることはない
日本の飲食店は入店すると笑顔で接してくれます。
よく、お客さんの状況を見ているのでしょうか、メニューが決まったかなと思う頃合いを察してきてくれることが多いです。
食事をしていて、「ちょとこれは‥」とか「それでいいの?」と疑問を感じる場面は少ないです。
アメリカやカナダの飲食店
- 基本的にチップ制
- 無愛想な店員が多い
- 注文をとるタイミングが早いOR呼んでもこない
- 料理が気に食わなければ作り直してくれる
アメリカカナダはどうでしょう??
かなりのレストランにいきましたが、ニコニコしている店員さんを基本的に見たことがありません。
そしてウェイターさんの対応も、呼んでも来ないor注文を早く取りにきすぎるのどちらかに偏っています。
こんな無愛想なのにサービスもクソもあるのかな?と疑問に思ってしまうほど無愛想に対応してきます。
「ちょっと焼き加減が気に入らない」といったクレームをいれれば、料理を作り直してくれます。
日本とは少し異なるサービスの仕方が、アメリカカナダのサービスのやり方なのかなとも思いました。
日本人のきめ細かいサービス
海外を回っていると、現地でツアーに参加したりもします。
海外の現地ツアーでは、「大雑把すぎじゃない?」とイライラすることがあります。
日本人主宰するツアー
- 全てを丁寧に教えてくれる
- 必要なもの、トイレ休憩の時間帯などを事前に教えてくれる
- サービスに含まれる飲料や食料などもきちんと教えてくれる
気遣いが細やかなのを感じます
日本人の主宰するツアーに入ると、持ち物から現地への行き方から集合時間の15分前に集合ということまで、1から10まで教えてくれます。
また、ツアー中に必要なものやどれくらいトイレに行くとか、どれくらい水を飲むのかということを事前に教えてくれるので、戸惑うことが少ないです。
海外のツアー
- 現地に行かないと何もわからない
- 基本的に「知ってるだろ?」
海外のツアーは何もおしえてくれません(´Д` )
基本的に「知ってるだろ?」感が半端なく、現地にいってみないとわからないことが多いです。
「余計な持ち物や水を買い込んでいったけど、結局全部提供された。」というケースはよくありました。
それが海外クオリティーなのかもしれませんね。
それにしても日本人の心遣いはすごいなと実感できます。
日本人の悪いところ
日本人は「時間に正確」と言いますが、これは本当でしょうか。
ことに労働時間に関しては「時間にルーズ」です。
そんなことはない!と言いたいですか?
でも、「開始時間」は守っても、「終了時間」は曖昧にしますね。
これが、「時間にルーズ」と言われる所以です。
労働時間、環境
逆に海外にいて感心することも多くあります。
主に海外の企業で働くと見えてくるものが多くあります。
日本人は時間に厳しいと言われていますが、実際には日本人は時間にかなりルーズです。
日本人は集合時間には厳しいですが、それ以外の時間には基本的に気にしません。
海外では‥
- 労働の準備時間も勤務時間
- 終業時間を過ぎたら仕事はおしまい!
海外で働いていると、労働の準備期間も勤務時間のうちにはいりますし、終了時間を過ぎて業務が終了することは基本的にありません。
海外で働いていた企業では契約は8時に業務開始、17時業務終了でした。
そのため、8時までに会社に行き、8時になってから労働環境を整えます。
システム環境は始業開始時間の8時から整えればOK。
17:00に終わると決まっていると、必ず17:00には帰れる環境です。
17:00には全ての業務が終了するようになっていました。
日本では‥
- 始業時間前に、環境を整えなければならない(準備は業務に含まれないの?)
- 終了時間まで本来の業務をしっかりする!(勤怠表や片付けは業務に含まれないの?)
しかし日本に帰ってきてから働いた会社は、17:05に終わるはずが、必ず10分ほど遅れて終了していました。
たった10分ならいいんじゃないの?と感じますか?だから、時間にルーズというんです。契約は17時5分までなんですから!
上司は17:05に終了ですとの音頭をとります。
そこから、勤怠表の作成、業務の片付けが始まるので15分ほど終了時間が伸びます。
また、始業時間に対してもルーズと言わざるを得ませんでした。
8:00から業務開始のところ、8:00までには全てのシステム環境を整えておけ!とのご指示を承りました。
システム環境を整えるのに早くても10分はかかるので、10分前にはいないといけない状態です。
カナダの企業であったら、8:00からシステム環境を準備してくれといわれていたので、違和感がありました。
服装に関しても一言ありますが、それはまた今度ということにします( ^ω^ )
まとめ
今回は日本と海外の環境の違いをまとめてみました。
コンプライアンス(法令遵守)が叫ばれていますが、業務に必要な準備も労働時間に含まれると労働基準法にはあります。
法令遵守を叫ぶのであれば、労働時間も徹底して欲しいなという感想も持ちます。
従業員だけにコンプライアンスの徹底を求めるのでなく、使役者もコンプライアンスを遵守してほしいですよね。
厳しさの中から素晴らしいサービスもうまれてくるのかな?という気持ちも少しありますが‥
今回は日本人のすばらしさ、◯◯なところというテーマでお話ししました。