白人のネイティブ講師=良い講師?


英会話学校などで白人のネイティブ講師を探している人は多いのではないでしょうか?

日本人特有の考え方ではありますが、白人のネイティブ講師に教えてもらえば英会話が上達するというイメージを持っている人が多くいます。

実際に根拠があるわけではないのですが…。

公用語が英語、というとピンとこなくて、フィリピン人などの講師は少し…と思う人も少なくありません。

できることなら白人のネイティブ講師に教えてほしいと思う人がほとんどです。

 

白人のネイティブは教えるのが上手くて憧れる!(というイメージ)

では何故そこまで白人のネイティブにこだわるのでしょうか?

やはり外見と母語が英語、というところではないでしょうか?

身の回りにある海外のドラマや映画は、白人俳優がかっこよく英語を話し、問題や事件を解決するために動くというシチュエーションが多いです。

または恋愛系の映画やドラマでも、愛の言葉を英語で伝え合う素敵な白人カップルが多いです。

映画やドラマの印象が強く、白人=スマートでエリートというイメージを持っている人がほとんどではないでしょうか?

その為、教え方も上手だろうと解釈してしまうのだと思います。

 

白人のネイティブスピーカーだからといって教授法に優れているわけではない。

しかし、白人のネイティブだからと言って、素晴らしい講師が多いわけではありません。

白人の講師だから良いわけではないのです。むしろそれほど質の高くない白人の講師が多いのが事実です。

質の高い人だけを雇えば良いのに、と思いますが、そもそもなぜ、教えるのが上手くない白人の英会話講師は多いのでしょうか?

私が留学時代に経験したことですが、カナダ人の友人に聞いた話によると、北米で「日本で英会話講師をしてぼろ儲け」みたいなタイトルの本が流行ったそうです。

日本は英語教育に力を入れており、子供から大人までが学校教育だけでなく英語を勉強するためにあらゆる手段を試そうとしています。

その手段として利用されることが多いのが英会話学校なので、英会話学校の需要が高まります。

そして多くの生徒を受け入れるには十分な講師の数が必要になるので、英会話学校はネイティブの講師を多く雇用しようとします。

このような流れを白人が知ったことで、日本に行けば簡単に仕事が手に入り、お金を稼ぐことができると考えたのです。

そして本を読んだ非エリートの白人が、お金を稼ぐために日本で英会話講師を目指すようになったということです。

その為、日本にきている白人の英語講師はだいたいがアメリカやカナダからきた、非エリートのことが多いと言われています。

自国では給料の高い仕事に就くことが難しい人たちが、日本に来て英会話講師としてお金を稼いでいるということです。

英会話学校の中には、講師雇用の時に、英語力が高ければ雇用後に研修があるので大丈夫、という学校もあります。

つまり、講師として特に優れた英語の教授法を学んでいる訳ではない普通のネイティブが、英会話学校の研修を受けただけで英会話を教えているのです。

 

日本人の白人講師への憧れから需要が生まれる

また、日本人の白人への憧れから、白人のネイティブ講師から教わりたいという需要が一定数以上あることは事実です。

その事実を知っている対面式の英会話学校の中には、積極的に白人のネイティブを採用しています。

私たちがネイティブである日本語を、何も勉強をせずに外国人に上手に教えてあげることができないように、しっかりと教授法を学ばなければ英語を上手に教えることはできません。

なので、英会話を教えることが上手くない人が多いということも納得できるのではないでしょうか。

英会話学校では、日本人の英語の間違いを直さなかったり、なんとなくテキストを進めている講師が多いのが現状です。理由はこれまで説明した内容の通りでしょう。

 

中には質の高い講師もいることにはいる?

本当に稀だが、中には英会話を教えるのが上手い講師もいます。

しかし英会話学校を選ぶときは、白人のネイティブ講師に習うからといって、英会話が上達するわけではないということを覚えておく必要があります。

選ぶのであれば、厳しい採用基準がある英会話学校や、英語指導の資格を取った人しか教えることができない英会話学校などが良いでしょう。

講師によって相性もあるので、白人だから、ネイティブだから、という理由で選ぶことはオススメできません。

 

最後に

白人ネイティブの講師がエリートに見えたり、教えることが上手そうに見える人はたくさんいると思います。

今まで観てきた映画やドラマなどで培ったイメージなので無理もありません。

しかし、実際には英会話講師をただ単にビジネスとして捉えている講師がほとんどなので、白人ネイティブだからと言って教えることが上手なわけではないと覚えておくことが大切です。

英会話学校で白人ネイティブの講師が担当することになり、ワクワクしながらレッスンを受けたら、「え、なんか適当じゃない…?」と思い幻滅してしまうケースもたくさんあります。

もちろん良い白人ネイティブの講師もいます。しかし大事なのは、見た目や母語で判断するのではなく、どのような教育を受け、どのような経験をしてきたかで判断することです。

その為にも、英会話学校を選ぶときは、しっかりとした採用基準や研修カリキュラム、資格制度などを備えた英会話学校を選ぶようにしましょう。