狭い島国の日本。
大陸にあるカナダ。
考え方や日常の言動までたくさんの「違うこと」がありました。
カナダに住んでいたときに感じたことをお伝えします。
この記事の目次
日本人と外人の違い。アメリカ人(カナダ人)は思ったことを何でも言う
私がカナダに住んでいて感じたこと。
例えば、電車などのパブリックな場所でマナーに反すること、モラルに反することなど、ちょっとした「ん?」と思うことをカナダの人は直接注意します。
彼ら、(彼女ら)本当に何でも言います(笑)。
日本でも良くあるシュチュエーションです。
例えば電車の中
- ちょっと騒がしい高校生たち
- リュックを背負って通行の邪魔になっている人
- マナーが悪い乗客
日本人は、睨み付ける、というか視線を送るだけですよね。
誰も注意はしません。
しかし、カナダ(アメリカ)では何でも注意します。
日本人とカナダ人の違い〜電車での車椅子に対しての対応〜
例えば、車いすの乗客がバスに乗ってきたとしましょう。
素知らぬ顔で優先席に座っていると‥
日本では‥
優先席を譲らなくても誰も注意しません。
車いすの乗客は、その人を避けて車を固定するか、バスの運転手さんが注意するまで誰も何も言わないし、行動も起こさないことの方が多いですね。
カナダでは‥
その座っている乗客はだれかに注意されます。
「へい!!車いすの方がきたぞ!!あけてあげな!!」
的な感じで車いす優先の席に座っていると注意を受けます。
運転手からではなく、他の乗客から真っ先に注意が飛んできます。
カナダやアメリカではなんでも公共のマナーに反していると感じるとすぐに注意してきます。
私も、少し混んだ電車の中で、リュックサックを背負ったまま乗っていたら、後ろの乗客から注意を受けました。
「へい、あなたのバックがあたってるぜ!!手荷物か何かしな!!」
彼らは基本的に何でも言います。
日本とカナダの違い
日本人は衝突を避けます。
事なかれ主義は多くの日本人に見られる性格です。
なるべく、トラブルから避けようと努力しますよね
だから、マナーの悪い人がいても何も言わない
言ってしまった方がフラストレーションがたまらず、良いのではないのかなと思うこともあります
自分に非があれば正しますし、非がなければ言った方が謝ります。
「あたりが強い」とも言えるかもしれませんね
日本人は言い返されると感情的になる。海外では論理的に言い返す。
言われるとすぐにカチンときてしまうという傾向もあります。
トラブルに発展するので、やはり言わない方が無難のような気もしますね。
言われても論理で返します。論理に正当性があれば間違いを認めます。
西洋はすべて論理の世界なので、言われた方もすぐに喧嘩をするのではなくて、自分の考えを述べます。
その点、日本人は自分の意見を述べることに慣れていませんね。
最後に
日本と海外、特に西洋の文化的な違いは、「自己主張ができる下地があるのか」に起因するのではないかと感じます。
日本では、誰も口頭での注意はしません。
何か言ってトラブルに発展する可能性があるからです。
カナダでは、マナーに反していると感じれば、誰でも注意します。
自分の方が正しいと感じるなら、きちんと自己主張をすれば良いからです。
どちらがいいとか悪いとかではなく、そのとち土地異なる気風があることをカナダにいたときに感じました。
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